SPECIAL

WORKLIFE INTERVIEW
WORKLIFE INTERVIEWVOL.01

2018.03.15.

世の中は、たくさんの製品であふれている。そしてそれらは、たくさんの人がたくさんの努力と苦悩を経て、こだわりと思い入れを持って作り上げたものです。

 

製品開発者に話を聞くと、想像もしなかったような苦労話やこだわりポイントを聞くことができます。ここでは、パッケージや特設サイトでは語りきれなかったこぼれ話をご紹介します。

 

「仕事場の困ったを解決したい」をテーマとしたNuAns for WORKLIFEシリーズ。開発に携わったプロダクトデザイナーのTENTのおふたり、トリニティ社長ほっしぃ、そしてセールスでありながら製品開発にも深く関わるとっぽに、私マーケティング部のなたりーがインタビューしました。


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― NuAnsの「WORKLIFEシリーズ」ができたきっかけを教えてください

ほっしぃ NuAnsの第1弾は明確に「このシリーズを作ろう」というのがあって、ケーブルやバッテリーなどのお題の中で作りました。第2弾はNEOなのでテクノロジーに寄ったものでした。どちらも僕からの要望で進んだものです。

第3弾のWORKLIFEはそういったお題はなく、TENTと一緒に「どういうものを作ろうか」というのを考えました。そういう意味では、NuAnsとしてはじめてまったくのゼロから一緒にアイデアを出し合ってはじまりました。

青木 ほっしぃさんと「次なにしたい」っていうのをカードにいっぱい書いたんですよ。ほっしぃさんは「ヘッドフォンやりたい」とか、僕らは僕らで「名刺入れやりたい」とか。「鞄もやりたいね」とか色々書いてあって。

そんな中で「仕事場のデスクをどうにかしたいね」という話になったんです。

ほっしぃ 普段仕事をしていて、デスク周りで欲しいものってまだいろいろあるよねっていうところから始まっています。

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ーWORKLIFEのシリーズは「音が気持ちいい」というのもサブテーマとしてありますよね。これは、最初の頃からあったテーマなのでしょうか

青木 いや、最初からあったわけではないです。開発段階でFLIPBOXのサンプルが上がってきたときに、フタを閉めたときの「バタン」がすごくいい仕上がりだったんですよ。実際の物理的な音ってところがいいんです。

青木 仕事の道具というと利便性やコストだけを追求しがちだと思うんですけど、僕たちが作り出したいのは「ワークライフを楽しくする」ということ。忙しい毎日の中でふと使ったときにいいなぁという。そういう楽しさのある製品にしました。

ほっしぃ パッケージもこだわっています。めちゃくちゃ豪華な箱なんですね。中身のサイズのわりに箱として大きくして、開けて中の製品がしっかり見えて、使い方が想像できる。お洒落感もあり、プレゼントとしても使ってもらえるように作りました。

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できあがったモノを見て、何の気なしに「当たり前」だと受け入れていたカタチや構造。開発途中の話を聞くと、紆余曲折を経てここに辿り着いたんだなと、その製品の印象ががらりと変わります。

これを読んでNuAnsのWORKLIFEシリーズのこと、深く知っていただけたらうれしいです。次回からはシリーズの製品をひとつずつご紹介します。


PROFILE

青木氏と治田氏の2人によるクリエイティブユニット。NuAnsブランドのプロダクトデザインを担当いただいています。

Hossy(ほっしぃ)。トリニティ・社長。NuAnsの製品開発に強いこだわりと思い入れを持っています。

Toppo(とっぽ)。トリニティ・セールス所属。営業でありながらWORKLIFEシリーズでは開発メンバーのひとり。時々登場します。

Natalie(なたりー)。トリニティ・マーケティング所属。この記事を書いた人。NuAns製品でのイチオシはTAGKEEPERとBANDWIRE。


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